幸せのかたち


今、コンビニでは、エビメニューが目白押しである。

諏訪市のまちづくり機関「諏訪TMO」が開発した「信州みそ天丼」が七日、セブン−イレブン・ジャパンのオリジナル商品として諏訪地域の店舗で限定発売された。
(中略)
限定販売を始めたみそ天丼は飯山産のアスパラガス、エビ、野菜など五種類の天ぷらを盛りつけ。みそだれは諏訪産みそを使い、同社の専用調味料工場で独自に加工した。包装には諏訪大社御柱祭の写真を使い、地域色を強調した。

株式会社ローソンは、弁当ブランド「ごはん亭」の新商品「海老チリソースと玉子炒飯」を2005年5月17日(火)から、同じく「和風ハンバーグと青じそご飯」を2005年5月24日(火)から全国のローソン8,083店(2005年4月末現在)で発売いたします。
(中略)
商品名・価格(税込):「海老チリソースと玉子炒飯」
商品特徴:500円 大きくて柔らかな食感の海老を、たまねぎ、長ねぎを入れたチリソースに入れました。ぱらっと仕上げた玉子炒飯との組み合わせで、「分けても」「かけても」おいしく召し上がれます。

株式会社am/pmジャパン(本社:東京都港区 社長:西山知義)は、銀座の老舗天ぷら店「天國(てんくに)」の監修による、とれたて膳「大海老菜盛天重(おおえびさいもりてんじゅう)」を、5月17日(火)から、関東・山梨のam/pm店舗で発売いたします。
(中略)
上具には「天國」第1弾商品と比べ約2倍の大きさの海老を2本使用しています。さらに、ごぼうと人参のかき揚げ、はす・かぼちゃの天ぷらを盛り、はすのサクサク感、かぼちゃのホックリ感、ごぼう・人参のシャキシャキ感が味わえる一品となっています。


他にも色々あるので、興味のある方は、近くのコンビニへ。



はっきりとしたデータが揃えられていないことは手落ちで恐縮なのだが、エビの消費に、コンビニ・冷凍食品・中食産業が大きく関わっていることは間違いないだろう。コンビニ・スーパー・デパートの棚を見れば、一目瞭然である。



ちなみに、私は実家暮らしをしていた23年間、あまりエビを食した記憶はない。それは、コンビニ・冷凍食品・中食産業と全く縁がないという幸せな食生活を送っていたからであり、エビを食した記憶といえば、まれに食卓にのぼるエビフライ(しかも、私は、エビフライに全く興味がなく、エビフライにつける自家製タルタルソースの美味しさだけが記憶に残っている。おかげで、私はタルタルソースだけを作って食べる習慣が身についてしまった。)と、何ヶ月かに1回、すかいらーくでエビフライを食べるという当時の精一杯贅沢な日の出来事ぐらいなものである。

今の私は、エビを食べる機会も多いし、エビを食べて幸せを感じることも多い。けれど、それが本当の幸せかというと、どうもそれは違うような気がするというのもまた事実だったりする。