空前のAガールブームらしい


『Aガール』といっても、今日ご紹介するのは『あきばたん』のほうではなく『アガラガール』のほうである。

・・・なんだそれ!?全然流行ってないじゃんと思われた方もいるかもしれないが、アガラガールとはフランス語で、



『寒天』



のことだったりする。



私は、何ヶ月か前からトマト寒天を流行らせようと思って結構な普及活動をしてきたわけだが、何かテレビにすっと持っていかれてしまったようで、悲しいやら、でも、やはり流行るってのはうれしいやら。

(テレビ見ない方と、楽天をご利用されない方はブームの意味がわからないと思われるので、一応、こちらにリンクを貼っておく。現時点では、まだ、先週分はアップされていないのでしばらくお待ちを。)



ちなみに、この『寒天』、英語では『アガアガ』と呼ばれているのだが、ベトナムのエビ業界用語的には、『アガアガ』といえば、このやろー、という感じなのである。

現代ベトナム研究所の一節をお借りすると、

*インチキ:エビ1尾辺りの重量を増やしてぼろ儲けする。

これには二つのやり方があります。


1、エビ1尾ずつに注射器で寒天状の物質を注射する方法(これはかなり手間暇がかかる)。
2、保水剤を使って重量を増やすやりかた。


2の方が主流でベトナム以外の国々では当たり前のようになっていて実際取り引きしているバイヤーは見て見ぬふり。日本のスーパー等で売られているエビは殆どがこれである(人体へはまったく影響なし)。

1の寒天状のものはベトナムでしか行っていないようで、業界では「アガアガ」と呼んでいます。一時期問題になりベトナムの新聞、ベトナム政府でも取り上げられた。


まったく、恐るべし『アガアガ』。


寒天は健康に良いだけではない。と..........。