えびも地球も大ピンチ

2005年4月22日シュリンプレポート

ベトナム:26年ぶりの大干ばつ、エビ養殖に影響も
ベトナムが26年ぶりと云われる大干ばつに見舞われ、エビ養殖にも影響が出始めた。現地及び商社情報を総合すると、中・南部地区のBTは“成長遅れ”が顕著で、BT水揚げのずれ込みが確実となった。
先ず、海水養殖が中心のニャチャンなど中部地区は雨が降らないため養殖池の塩分濃度が上昇している。中には4.2〜4.3%の池もあって、若干だが種苗のへい死も伝えられている。このためBTの成長は遅れている。また夜間の気温も低く、例年より昼夜の温度差が大きいのも要因のようだ。今のところ、ほぼ1ヶ月ほどの遅れで、水揚げは6月中旬からになりそうだ。
一方、南部地区の養殖も同様傾向にある。現地情報によると、40%近い池の塩分濃度が3.7〜3.8%に上昇し、成長遅れを確認している。中でも、カマウ/バクリューなどBT主力産地があるメコンデルタ地帯の生産量は全体の76.5%(03年実績)を占めるだけに、今後の水揚げ状況によっては相場に影響を与えかねない。商社筋は動向を注視している。

今年は(今年も?)世界中で大干ばつが起きている。

まだまだたくさんあるのですが、あまりに多いのでこの辺で。

大好きなえびを救うためにも、万博から始める第一歩、私も踏み出さなきゃ。