ちょっぴりフライング

早いもので今日から６月。６月に解禁になるエビといえば、ホッカイエビ（別名：ホッカイシマエビ）ですね。こんなこと書かれてしまうと、どうしても食べに行きたくなっちゃいます。（via 浜の四季）

ぷりっとした身が舌の上で転がり、それから嫌みのない甘味が、ほどよい天然の塩味とともに口中に広がってきました。やや遅れて、ゆっくりと旨味が舌にまつわりついてくるのでした。

ちなみに、昨日は、ホッカイエビの産地にとって、とてもうれしいニュースが飛び込んできました。（via 中日新聞、「知床」を世界自然遺産に登録へ）

　小池百合子環境相は三十一日の閣議後の記者会見で、世界自然遺産候補地の北海道・知床について、世界遺産委員会の諮問機関、国際自然保護連合（ＩＵＣＮ）が「生態系も生物多様性も基準を満たしており、登録が適当である」と勧告したことを明らかにした。
　七月十日から南アフリカ・ダーバンで開かれる第二十九回世界遺産委員会で審査、決定されるが、勧告が覆された例はほとんどなく、知床の世界遺産への登録がほぼ確実となった。ＩＵＣＮの勧告を受けた国連教育科学文化機関（ユネスコ）が三十一日未明、外務省に伝えた。

実は、ホッカイエビは、船曵き網により資源が悪化してしまったところを、資源管理によって見事よみがえったという過去を持っています（参照）。世界遺産の大地と海を背景に、エビととわたしたち、これからもうまくやっていけたらいいですね。

・・・ここまで書いておいて何なのですが、つい最近、知床に振り返りたくない想い出の数々を散りばめてきてしまったので、私自身はしばらく出入り自粛中なのです、本当は。えび食べたいよぉ。ぐすん（涙。